手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【織り】マットの端

マットの端の処理。こちらでいちばんよく見かけるのは多分房状のものです。この結び方、フィンランド語では hevosenhäntäsolmu という名称。日本語に訳すと「馬の尻尾結び」。


でも、個人的にはこれがあまり好きではありません。写真からもわかるとおり、使っているうちに、房の先が擦り切れたように見えてしまうから。

そこで今までは通常、房にせずに、こんな形にまとめていました。


この方法は、フィンランドの織りの先生から教えていただいたものです。でも、かつて義母が織ったマットも、やはり同じように端が始末されています。



マットの端を房無しで始末するのに、フィンランドではこれが一般的な方法なのかもしれません。

とはいっても、ほかにも方法があるはず…と、今回思い立ってネットで検索。やっぱりありました。そして、その方法で端の始末をしてみると…


なかなかきれいな仕上がりになるものです。

本を見たりネットをくぐったりすれば、いろんなアイデアも見つかるはずなのに、なぜ知っている方法にばかり固執していたのか?!と、大いに反省したところです。

0 件のコメント:

@tapionokuni