【草木染め】タマネギの皮で羊毛を染める

タマネギの皮でウールを染めてみました。

染色メモ

ウール

ahvenanmaanlammas（オーランドシープ）という羊のウールです。特に羊毛を採るために育てられていた子のものではないので、質はよくないです。羊を肉用に育てている方から安価に譲っていただいたもの。ゴミも多いし2度刈りされている部分もある…😢

そんな2度刈りで短くなってしまった部分や、ゴミを取り除いて、洗っておいたナチュラルホワイトのウールを染めました。

媒染

染めるウールの重量の10パーセントのミョウバンを使って先媒染。媒染のあとは特にすすがずに、脱水だけして染色に備えました。

染色液

一晩水につけておいたタマネギの皮を1時間ほど煮出しました。使ったタマネギの皮の乾燥時の重さは、ウールの重量の約18％。

とはいっても別にこの量がよさげだから、というわけではありません。これぐらいあったら染まるんじゃないかと、保存してあったタマネギの皮を適当に取り出したら、これだけの量だったという話 😣

染色

濾しとった染色液にウールを入れて、80～90℃ぐらいで1時間ほど染色しました。そして、完全に冷めてから濯いで脱水、乾燥。

サンプル

一番上が、今回染めたウール。

同じ液に一緒に入れておいたサンプル用の糸よりだいぶ色が薄いです。多分、油分が残っているからだと思う…

無媒染の糸もよく染まっていますね。ただ、無媒染とはいっても、先媒染してすすいでもいないウールにへばりついて?!仲良く鍋に入っていたわけなので、ある程度ミョウバン媒染の影響を受けているかもしれません。


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