それでですね、てこさんのブログの写真を見ると、この布の表と裏の様相が全く違う!
Brighton Honeycomb の表はワッフル織りっぽいけれど、裏はなんだか別物です。普通のワッフル織りだと、表から見ても裏から見てもワッフル織りなのに。
Brighton Honeycomb の表の裏の違いは何なのか気になったので、改めて組織図とにらめっこしていました。
これは、前回載せたのと同じ図。Brighton Honeycomb の表です。
表の組織図をもとに、裏の組織図を描いてみました。機械的に描き直しただけなのだけれど、これで合ってるかな…?
いずれにしても、これら2つの組織図は似通って見えますよね? でも、表と裏ではあんなに違いがあるのだから、何かが大きく違うはず!
そこで、経糸と緯糸に色付けをし、さらに、一番長く浮いている(織り込まれずに表面を渡っている)糸に、棒線で印をつけてみました。
これは表。ピンクの棒線が描きこまれているのが、長く浮いている糸。
こうしてみると、この表の図は普通にワッフル織りっぽいです。長く浮いた糸(ピンク)は規則的に並んでいるし、それらに囲まれた中心部分は平織。普通のワッフル織りでも、織りあがった時にくぼんで見えるのは、平織りっぽく織られている部分。そして、その周りを囲んでいる、長く浮いた糸が浮き上がって見える。
ただ、Brighton Honeycomb では、中心(窪んで見える部分)は2種。小さいのと大きいの。で、てこさんのこのページ ↓ の写真を見てみると…
確かに…です。機から下すと、小さい窪みはギュッと縮まって、あまり目立たなくなってしまうみたいだけれど。
一方、裏はというと…
ツートンカラーの最初の図では、表と大して変わらないように見えました。でも、こうすると、だいぶ違って見えます。
青い棒線でマークした長い浮き糸の配置がまず違う! 表はどこをとっても正方形できれいに並んでいたけれど、裏での並び方は何だか違いますよね。お互いの浮き糸の交差の仕方も表とは全然違う。お互いが平織的にしっかり織り込まれているところもあれば、そうでないところもある。…表の構造とは、意外なほどに違います。
組織図で見ると大した違いには思えないかもしれないけれど、これが布になるとだいぶ違って見えるはず。
とはいうものの、布にした時どういう風になるのかというのは、やっぱり実物を見ないと分かりにくい。なんとなく想像はできても、こんなふうにちょっと変わった組織だと、具体的な姿を思い浮かべるのが難しいです。まだまだ修行不足なんですね、きっと。
それにしてもインターネットって素晴らしい! 組織図描いたら、てこさんが織ってくれて、織りあがった布の写真を見ることができて… 8000~9000㎞ぐらい離れているのに、こういうことができちゃうって、とてつもなくすごい時代に生きてるなって思います。
てこさん、今回はほんとうにありがとうございました!

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4 件のコメント:
えー、なんにしても、くうっけりさんがいて、てこさんがいて、間に織の組織があってつながり、私まで恩恵にあずかれてることに感謝です。
インターネット社会のあるべき正しいありように感激してます。
kuukkeliさん、とっても解りやすかったです。
表の平織は大小の大きさ違いの正方形
裏の平織はたて長方形とよこ長方形
ですね。
数年前は、長い時間をかけてお手紙のやりとりだったのでしょうか?
その前に、お知り合いになることは出来なかったですね。
karamatsuさん
ほんとうにインターネットさまさまです。
問題点について言われることもあるけれど、インターネットって有益なことの方ずっとが多いですよね。
個人的なことを言えば、こうして日本語が使えるのもとってもありがたい。インターネットがなければ、今頃は日本語を忘れてるんじゃないか、と本気で思うことあります。
てこさん
組織図に色をつけたり描き込んだりした甲斐がありました ^^
裏と表の違い、面白いですよね。
組織図だと少しの違いにしか見えないのに、実際にはぜんぜん違う表面になるんですから。
昔だったら趣味の本の文通コーナーとかでお知り合いになる…とかでしょうか?
郵便オンリーだと、連絡を取り合うのも時間がかかるでしょうねえ。
ほんとに便利な時代になったものです。
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