手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【針編み(ノールビンドニング)】ミトン完成

針で編んでいたミトン( 【針編み(ノールビンドニング)】ミトンづくり - 手仕事@タピオの国)、完成しました。 左上が編みあがった状態、 そしてそれを縮絨したのが右下。


ところで、この針で編むテクニックは、 ニッティングというよりはネッティング。とっても古いものなんだそうです。 でも、棒針編みが普及するにしたがって、だんだん廃れていったのだとか。

確かに分からなくはありません。 こんな小さいミトンを作るのにも、いったい何度糸をつないだことか! 針で通す糸の長さには限界がありますからね。 

北欧などでは、この技法が途切れることなく受け継がれて来たそうです。 棒針で編むものより、厚地の暖かいミトンになるので、 北国の冬には実用の面で不可欠だったのでしょう。 

フィンランドでは伝統的にミトンが作られてきました。でも、靴下とか帽子とか、さらには(根性さえあれば!?)セーターなんかもできるらしいです。

ぐるぐると渦巻状に編んでいきますから、その方法でできる形であれば、 まあ何でも作れる。とはいうものの、大物を作るのはとっても大変そう…

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@tapionokuni