ところで、この針で編むテクニックは、 ニッティングというよりはネッティング。とっても古いものなんだそうです。 でも、棒針編みが普及するにしたがって、だんだん廃れていったのだとか。
確かに分からなくはありません。 こんな小さいミトンを作るのにも、いったい何度糸をつないだことか! 針で通す糸の長さには限界がありますからね。
北欧などでは、この技法が途切れることなく受け継がれて来たそうです。 棒針で編むものより、厚地の暖かいミトンになるので、 北国の冬には実用の面で不可欠だったのでしょう。
フィンランドでは伝統的にミトンが作られてきました。でも、靴下とか帽子とか、さらには(根性さえあれば!?)セーターなんかもできるらしいです。
ぐるぐると渦巻状に編んでいきますから、その方法でできる形であれば、 まあ何でも作れる。とはいうものの、大物を作るのはとっても大変そう…
0 件のコメント:
コメントを投稿