手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

糸を買う

メッセで買ってきたのは、スピンドルだけではありません。

ついつい糸も買ってきてしまったのでした。

特に変わった糸というわけではありません。でもこれらを必要な時々に買うとなると、ネットショップを利用することになり、そうなると、手数料とか送料とかが別にとられる…だったらこの機会に…

ということで、買ってきたのがこちらです。


種類はこれだけなのですが、これ全部で5㎏弱。

写真の上部の糸はどちらも、日本で言ういわゆる「凧糸」。コットン100%です。太さの表示は、Tex 30/5×3。こちらでは主に、裂き織りマットの経糸として使われる糸です。

白の方がお得なこともあって、白い経糸の方が使われる割合が多い気がします。でも、緯糸によっては、黒の方がしぶくていい感じに仕上がることもある…

どんな緯糸を使うかっていうのが全然念頭になかったので、黒か白か決められず、結局両方買いました。マットに使う経糸は、大概いつも同じなので、無駄にはならないはず…

ところでこの凧糸ですが、フィンランド語では「kalalanka」と言いまして、直訳すれば「魚糸」。日本では凧上げに使う糸だから凧糸、フィンランドでは漁師さんが使っていた糸だから魚糸なんだろうと思うのですが、確認はできず、真相は不明です。

写真に向かって左下の糸の素材はリネンとコットンです。混紡糸ではなくて、交撚糸。リネンとコットンが撚り合わさっています。太さの表示は Nm 4.2。

混紡糸のいわゆる「コットリン」というのは使ったことがあるけれど、リネンとコットンの交撚糸ってどんなもんかと思いまして、単に興味本位で購入。

右下はジュートです。

以前、針編みで垢こすりを作りました(そのときの記事はこちら)が、その時は糸があまり手元になくて、なんとなく中途半端で終わった気分だったんです。

ジュートを買ってしまったのは多分、その中途半端な気分のせい…

全部で1㎏程ですので、中途半端な気分はもう味わうことはないでしょう。でも逆に、うんざりする危険性があるかも…

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@tapionokuni