手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

ハンドクラフトフェアに行ってきた

一週間あまり前の話になりますが…

フィンランドのタンペレ市で例年この時期に開催されているハンドクラフトフェアに行ってきました(関連:久しぶりにタンペレへ - あれこれ暮らし@タピオの国)。とっても久しぶりでした。

近くの街で毎年開催されているハンドクラフトフェアには近年興味がなくなって行っていなかったのだけれど、タンペレのには行ってきて良かった💕 タンペレのハンドクラフトフェアはフィンランド国内では最大のものだと知ってはいたけれど、近くの街のとは確かに大違いです。

ハンドクラフトフェアで出展されている品々は、大きく2つに分類されるように思います。一つはハンドクラフト製品…衣料品とかアクセサリーとか木工品とかの完成品。もう一つは、ハンドクラフトのための道具や材料…例えば手芸用道具とか糸など。

私自身がより興味を持っているのは後者です。近くの街のハンドクラフトフェアではそっちの方の出展があまりにも少ないのが不満でした。だから、今回行ったタンペレのハンドクラフトフェアで、ハンドクラフトの道具や材料などもそれなりに目にすることができたのがうれしかった!

コロナで引きこもらざるを得なかった頃から、ちょっとした編み物ブームになっているのかな?結構あちこちで毛糸が置いてありました。あと、最近はセット商品…ミトンキットみたいなやつ…も増えているっぽい。

セット商品が好まれるのはそのお手軽さによるものなのかな?それも含めてなんとなく近年感じているのは、今はよりお手軽により早く完成させることができるハンドクラフトがより好まれてきているのかなあってこと。まあ、悪いことではないのだろうけれど。

編み物人口が増えている一方、手織り人口は減っているのでしょう。手織り関係の出展は以前よりもさらに少なくなったような… 


さて、ハンドクラフトフェアでの私の戦利品は…


ナイロン綜絖、チャコペンシル、ファスナー。なんか地味ですね😅 糸とかも欲しくはあったけれど、具体的な目的がなく買ってしまうと罪庫にしかならないから…と我慢しました。偉かったぞ、自分!

そうそう、最近色付きのナイロン綜絖が発売されたようです。フィンランドの機メーカーTOIKAのブースで初めて目にしました。今回は購入を控えてしまったので写真はありませんが、淡いブルーの綜絖です。まだ発売されたばかりなのでしょうか、TOIKAのネットショップにはまだ上がっていませんし、製造メーカーのホームページにさえまだ写真がありません。

確かに、綜絖枚数が多いときには特に、色付きの綜絖があると綜絖通しがしやすいかもしれません。例えば、奇数番の綜絖枠には白の綜絖、偶数番には色が付いた綜絖としておけば、綜絖通しの間違いがぐんと減りそう。お試し気分で綜絖1枚分だけでも買ってくればよかったかな…。ちょっと後悔。


前回タンペレのハンドクラフトフェアに行ったときには、顔なじみも見かけたような記憶があります。でも今回はハンドクラフト関係の知人らには全く会いませんでした。

ただ、予想外の子に会ってびっくり!!いや、「子」と言っては失礼かな?もう四十路だそうなんで💦 私が初めて会ったときは彼女、まだ小学生だったんですよ。月日が経つのはほんとにはやい。ハンドクラフトフェアには今年初めて来たのだという彼女にばったり会えてとっても嬉しかったし、フェア会場でも楽しく過ごすことができました。

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@tapionokuni