このところ、手仕事おさぼりです。
たまには更新しましょ、と思ってもご紹介できるようなものもない。そこで、今回は昔の作品をアップすることにします。
フィンランドの裂き織りマットは2枚綜絖、つまり平織で織られることが多い。でも、織りを始めてから2枚目の裂き織りマットを織ることになったとき、
1枚目とは明らかに違うものを試してみたかったのです。そこで、4枚綜絖で織ってみたのでした。
表面を近くから見るとこんな感じ。
平織りでの裂き織りは、素材の緯糸が視覚的にお互い交じり合って、
それがまたなかなかいいと思うのです。でも、この織り方だと何を緯糸にしたのかがすぐばれてしまう。 「お~、ここにあるのは見るからに父ちゃんの下着だ~」なんて。
それって、あんまりうれしくない…
(あっ、写真には下着、写ってないです。)
これを織ってみて、やっぱり裂き織りマットは普通に織ったほうがよろしいという結論に達したことを覚えています。 まあ、あくまで好みの問題でもあるけれど。
とはいうものの、使う緯糸やその色使いによっては、
この織り方でも素敵なマットになるはず。それから、この織り方だとより厚地のしっかりしたマットを織ることができます。 平織よりも、緯糸を密に打ち込むことができるので。
そうそう、ご紹介した写真、昔の写真をスキャンしたものです。
そう、このマットは、デジカメなんてまだまだ一般には使われていなかった頃に織ったものです。
散歩にて
1 時間前
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