手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【針編み(ノールビンドニング)】しましまミトン

しましま模様の針ミトンを作ってみました。

完成したのは1週間ほど前なのですが、この姿に不満で、なかなか記事にする気になれなかったのでした。


特に、ミトンの形と目の不ぞろいさが気になります。

前回のミトンでは、手首のほうから編み始めました。今回のミトンは、指先のほうから編み始めました。ちなみに、フィンランドの伝統では普通、指先のほうから編み始めます。

どちらから編み始めてもちゃんとミトンができますが、今回、指先から編み始めたとき、最初の増し目をどれぐらいすべきかの感覚がつかめなくて、てっぺんがきれいな形になりませんでした。

このしましまは、1段ごとに糸を替えたわけではなく、2段をほぼ同時進行で編んでできたものです。これらの縞を編むのに使ったのは、手元にあった糸。同じような糸を選んだつもりだったのですが、材質にちがいがありました。それで、目の不ぞろいさが余計に目立つのではないかと思います。

編地の表面です。向かって左が表側、右が裏側です。


ところで、今回使ったこの2色はどちらも自然からいただいた色です。赤色の糸はアカヒダササタケというキノコで、オレンジはヨモギギクとアカネを使って染めたもの。

尚、この針ミトンで使ったステッチは、UUOO/UUOOO F2 です。

0 件のコメント:

@tapionokuni