手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【ボビンレースの本】Pitsinnypläyksen salaisuus & アザラシ君の話

ほぼ20年ぶりにボビンレースを再開した今、一番頼りにしている本がこれ。


Eila Lindfors 著『Pitsinnypläyksen salaisuus -alkeisoppikirja-』(Skriini社, 1990年) です。日本語にすると『ボビンレースの秘密~初級教本~』。

ボビンレースの歴史から始まって、道具の使い方、基本の技法、練習用のパターン…
これ1冊で一通りの基本が学べるという、ありがた~い教本です。


ボビンホルダーや、ボビンを保存するためのケースの作り方も簡単に書かれています。それも大いに参考になりました。

かぎ針で編んで作るボビンホルダーは大昔に編んだものと、譲っていただいたものがあったので今回は作る必要はありませんでした。でも、ボビンケースのほうは今回、本を参考にして作ったのですよ。ありあわせの布(←夫が独身時代に使っていたカーテン(・・;))で、見かけはいまいちだけれど。

上:ボビンとボビンホルダー
下:ボビンとボビンケース
この本にあるパターンも活用してきました。これらはだいぶ昔に織ったもの。


一番最近織ったのも(関連記事 【ボビンレース】作品完成)この本にあったパターンです。

写真や図も多くて、手元にあるボビンレースの本の中では一番見やすい。それに、書名にもある通り「初級教本」なので、くうっけりレベルでもついていけるのです。

このような初心者向けの本があるというのは、とてもありがたい。ボビンレースを習ったのは数か月だけなのに加えて、20年近くやっていなかった…そんな状況でも、この本のおかげでそれなりに自力で織れたわけですから。

でもなにしろフィンランド語で書かれた本。日本の方にはお勧めできないのが残念です。

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手仕事とは全く関係のない話になりますが…

このところ、フィンランドにあるサイマー湖からのライブストリーミングにはまっています。このページ→WWF です。
*2017年のライブストリーミングは6月2日に終了しました。

普段は岩と水がみえるだけですが、運がよければ、アザラシ君の昼寝姿を見ることができます。

これは今日のアザラシ君。なぜか水に頭をつっこんでおりました。


固定カメラで撮られたたわいのない動画なんですけどね、なんかすごく和むのです。

これを見ると、北欧の日の長さも実感できるかも。映像の右下にこちらの時刻が出ていますから。ちなみに今現在夜の9時を過ぎていますが、アザラシ君はまだ太陽の光を浴びて、岩にごろごろしています。


このライブストリーミングとアザラシ君については、別ブログ(あれこれ暮らし@タピオの国)のほうにもうちょっと詳しく書いています。(関連記事 サイマー湖のアザラシ君登場なるか?サイマーワモンアザラシって?


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@tapionokuni