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実は、昨年末、それとはまた違う種である、フィンシープの羊毛を手に入れる機会がありました。
1頭分というのがどのぐらいかということも知らないまま、白と黒(こげ茶)、1頭分ずつという約束をしたのですが、その羊飼いの方、「使い切れなかったらそれはそれでいいから」と、白、茶、黒(こげ茶)の羊毛を、それぞれ大きな袋にいっぱい詰め込んだのを持ってきてくださいました。全部ひっくるめた重さが、な、なんと約10kg。
夫の呆れ顔を横に、ここ数日、ごみや短くカットされてしまった部分を除きながら、ちまちまとほぐしています。これが、なかなか心の休まる作業なんです。
いろいろな羊毛を取り扱ったことのある方には、ごく当たり前のことだと思うのですが、そんな経験のない私には、オーランドシープとはまったく違う手触りが新鮮です。
そういえば、ほとんどのフィンシープは角が退化しているようです。こちら、去年の夏に撮った、羊さんたちの写真です。
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