手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

こんな機もあります~綜絖が下方にだけ動く機~

フィンランドで多い機のタイプはカウンターマーチ。 しっかりと開口するし、綜絖数が増えてもペダルがそれほど重くならないし、 何よりも使い慣れているので、私もよく使っています。 でも、特に綜絖が多いときのタイアップが面倒なのが難点。

さらに難点はもうひとつ。機が大きいということです。 機が大きければ大きいほど経糸を一人出かけるのは至難の業。 

そんな理由があって、小型で手軽にセットできる機が欲しかった。で、こんな機を 数年前に買いました。


この写真は、裂き織りマット用の経糸がかかっている状態なので、 余分な綜絖枠は取り除いています。

機それぞれに長所も短所もあるので、 目的に応じて使い分けるのが理想。 ただ、今回の選択はちょっと失敗でした。 マットを織るには大型の機のほうがよかったみたいです。 そのほうが打ち込むのが楽だったろうにと、 経糸をかけてから気づいたのでした。

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@tapionokuni