経朱子と緯朱子を組み合わせて織ってみます。フィンランド語では一般に kilpikangas(キルピカンガス)と言われている組織…日本で知られている名は、ドレル?
このタイプの組織を、今まではトルコ朱子(4枚の破れ斜文)の組み合わせで織っていました(例えば:16枚綜絖の組織を12枚綜絖で織ってみた)。でも、この4枚での組織は、本来の朱子織りではないのですよね。
そこで今回は、本来の朱子織りの中で、一番綜絖数の少ないもの…五枚朱子を使ってみることに。
書き出したタイアップがこれです。10枚綜絖、ペダルも10本。
綜絖数、ペダル数がすぐに増えてしまうところが、ドレルの悲しいところです。
綜絖が多めなだけに、織り始めるまでに手間はかかりましたが、こうして実際に模様が出てくると、うれしくなります。
使用糸は、経緯ともに、亜麻の8番の単糸。
ハンドタオルにする予定で、1枚分織りあがったのですが、そこで織り間違いに気づいてしまいました。それも、修正は今さらできないという間違いでして…
織っているときに、どうして気づかなかったんだろう?!と、我ながらあきれるぐらいの明らかな間違いなんですよ。ちょっとへこんでいます。
実は、綜絖通しの時も、うっかり通し間違えて、300本ほど通し直しています。
新年早々、どうやら注意散漫のようです。本人は、注意深く作業を進めているつもりなのですが…
0 件のコメント:
コメントを投稿