が、ふと気が付くと…
白い部分をよく見ると、手前と奥では微妙に違う…
奥側(織り口側)の一部をアップしてみます。
この組織、基本は朱子織。白い部分を見ると、前半は朱子織りになっているものの、後半は朱子織りになっていません。一部の緯糸が、余分に経糸をおさえています。
手前の方は正しく織れているということは、タイアップが変になったのは途中から。
確認してみると案の定、タイアップに使っているペグが、1つはずれて落ちていました。そのままの状態で気づかずに織っていたわけです。その長さ、5㎝ぐらいでしょうか。
機能に問題がでるわけではありませんから、無視するのもありだと思いつつ、やっぱり気になるので、その部分を織り直すことに。
まずは、正しく織れていない部分の緯糸の除去。
ペダルを逆順に踏んで緯糸をほどいていく方法だと、経糸が毛羽立ってしまうので、緯糸を切って、少しずつ抜き取りました。
そして再び織り始める前に、タイアップを全部やり直すことにしたのでした。
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