手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

ドレル…再び織り間違い

勢いもついて、調子よく織っていたんです。

が、ふと気が付くと…


白い部分をよく見ると、手前と奥では微妙に違う…

奥側(織り口側)の一部をアップしてみます。


この組織、基本は朱子織。白い部分を見ると、前半は朱子織りになっているものの、後半は朱子織りになっていません。一部の緯糸が、余分に経糸をおさえています。

手前の方は正しく織れているということは、タイアップが変になったのは途中から。

確認してみると案の定、タイアップに使っているペグが、1つはずれて落ちていました。そのままの状態で気づかずに織っていたわけです。その長さ、5㎝ぐらいでしょうか。 

機能に問題がでるわけではありませんから、無視するのもありだと思いつつ、やっぱり気になるので、その部分を織り直すことに。

まずは、正しく織れていない部分の緯糸の除去。

ペダルを逆順に踏んで緯糸をほどいていく方法だと、経糸が毛羽立ってしまうので、緯糸を切って、少しずつ抜き取りました。


そして再び織り始める前に、タイアップを全部やり直すことにしたのでした。

0 件のコメント:

@tapionokuni