ルバーブって、葉の柄の部分しか食用にしないので、大きく育った葉はいつも捨てていました。でも、大きな葉をただ捨てるなんてもったいない…
そして思い出しました。ルバーブは媒染剤として使えるらしいということを。
具体的な使い方がよくわからないまま、ミョウバンで先媒染するときの要領で、ルバーブの葉を煮出した液で糸を処理してみることに。
ルバーブの葉は刻んで、普通に草木染をするときと同じように、鍋に入れて煮出しました。今回使ったルバーブの量は、糸の重さの4倍強です。
煮出した液は酸性になっていました。ミョウバン液も酸性ですので、先行きよさそうだと思いながら、液に糸を入れて普通に媒染…
のつもりでしたが、結局、媒染というよりは染色になりました。
写真の上側は無処理の糸、下側がルバーブで処理した糸です。使用糸は、羊毛75%、ポリアミド25%の混紡糸。
液の色がさほど濃くなかったので、こんなに色が付くとは想像しておらず、染めあがった糸を見て驚きました。
これが、先媒染をした糸として扱えるのかどうかは、よくわかりません。ただ、媒染をしていない糸にこれだけ色が付いているので、ルバーブそのものに含まれている成分が、媒染剤の働きをしたというのはあり得そうです。
ミョウバンで先媒染した糸を一緒に入れて、違いが出るかどうか見てみればよかったな…と思ったのは、全部の作業を終えてからの話。遅すぎました…
散歩にて
16 時間前
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