古いマットに使われていた緯糸の中には、擦り切れもせずまだ使えるものもある、ということに気づいて以来、古いマットを無下に捨てられなくなってしまったのです。
古いマットをほどいて、まだ使える緯糸は綛にして洗濯してとっておく、というパターンが身についてしまった?!
さて、そういうものを緯糸として使うときに困るのが、とにかくいろんな素材のいろんな色のものが、それぞれ中途半端な量だけあるということ。それらを念頭に入れてデザインするのはとっても苦手です。
そこで今回は、配色などはあまり考えず、とにかくあるものをランダムに使って織りました。
ランダムとはいっても、3本のラグシャトルを使うことにはこだわりました。そしてもう一つこだわったのは、編まれた素材(ジャージのような素材)と織られた素材(経糸と緯糸が組まれてできている素材)を、全体を通じて1:2の割合で使うこと。…バラバラな素材が、できるだけ平均にいきわたるようにしたかったからです。
機からおろすまでとっても心配だったのですが、おろして床に広げてみたら、思ったほどは醜くはありませんでしたわ。築五十数年の我が家にはこれで十分。
そうそう、経糸の密度は 2本/1cm です。フィンランドの平織での裂き織りマットの 一般的な経糸の密度です。
完成サイズは、幅 85cm、長さ 280cm。まあまあがっちり織り上がって、約4kg の重さのマットとなりました。
6 件のコメント:
へぇぇーーー、4kg、そいう重さになるものなんですねー。
だからなのか、北欧製の織り機はどれもがっちりとしてて重量もありますよね。
そう聞いてはいたけど、織り上がったものの大きさと重さを数字で見て納得しました。
たしかここで、家中のあらゆる素材を刻んで織り込んでいくマットを作る過程を見せてもらって、板杼の扱いが苦手で下手なくせに、マット織りをしてみたいと思ったんですもの、私(^^;
確かに機は、すごくがっちりしています。
私がマット織りに使っているのは特にがっちり。いつどこでだれが作ったのかは知らないけれど、メーカー品の機以上に重いんですよ。
大きくがっつり織ったマットのいいところは、落ち着いて床に居座ってくれること。それに織るときには思いっきり打ち込むので、欲求不満の解消にもすごくいい!! マットを移動したり洗ったりするのは、ちょっと大変ですけどね。
板杼が苦手なら、ラグシャトルというのもありますよ。経糸の上を滑ってくれる分、板杼より使いやすいんじゃないかなあ。
今日、サンタクロースになった少年という映画を観ました。
耳慣れない発音の言葉だったし、冬の風景が北欧のようだったのですが、
エンドロールを見たら、フィンランドの映画でしたので、思わず途中から見直してフィンランド語というのを聞きなおしました。
フィンランド語というのを初めて聞いて、くうっけりさんの日常は、こういう言葉が聞こえているんだなと思ったので、報告に来ました(*^^*)
お~ フィンランド映画ですか!
フィンランド語って、抑揚があまりないでしょう?
それに、変な子音もないから、日本人にも発音がしやすいんですよ。
実は私、映画をあまり知らないんですよ。「サンタクロースになった少年」も例外ではなく…
市の図書館のデータベースで検索したら、その映画のDVDが見つかりました。
近々借りてきますわ。
あ、言われてみればカタカナで発音しやすそうな音でした。
サンタ・・・の映画は、yhahoo japan top の下の方にgyaoがあって、その中で無料視聴できる映画としてありましたので、すぐにみられると思いますよ。
ただ、大きなTV画面じゃなくてPC画面でのみですが。
残念ながら動画は国外から見られないようになっているんですよ。
合法的な配信だから、著作権のこととかいろいろあるんでしょうね。
DVD借りてきて、大画面(っていうほど、うちのTV画面は大きくないけど)で楽しむことにします。:) (←西洋式絵文字…通じます?)
コメントを投稿