手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

靴下20号~ジャガイモ畑編み?!~

靴下20号です。


桜桃の葉で染色した糸(関連記事 落ち葉で染めるとみかんの皮で染色した糸(関連記事 みかんの皮で染めてみたを使いました。

靴下19号も桜桃の葉とみかんの皮の組み合わせでした。でも、19号で使った糸はミョウバン媒染、この20号で使っている糸はさらに硫酸鉄で後媒染をしたもの。そんなわけで、20号の靴下の色は19号よりちょっと暗めです。

で、なぜにジャガイモ畑編み?!なのかといえば…

このぼこぼこの編地を見た夫が


「ジャガイモ畑」とのたまったから。「ちょうどジャガイモを掘り起こした後のジャガイモ畑に見える」のだそう。

でも正式には、引き上げ模様の一種ということになるのでしょうか?


表地もぼこぼこで面白いけれど、裏地も意外に面白い。

履くとこんな感じです。


出来上がった靴下の重さは約130g。大概は100g程度なんですけどね。ちょっと大きめに編んだからかなあ。それともこの編地は糸を食うのか?

参考にしたページ です→ Ranskanpastilli-villasukat Novita 7 Veljestä
解説は残念ながらフィンランド語。
ちなみに、もとのデザインではジャガイモ畑とは程遠い色使い。この靴下とはイメージが全然違います。…色の力は偉大です。

4 件のコメント:

karamatsu さんのコメント...

あ、引き上げ編みなんですね。
だから足裏と甲部分で色糸の入り方が違うんだ。
なっとくです(*^^*)

旦那さんのイメージセンス、素敵だ(笑)
私にもそう見える♪

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

さすがは落葉松さん、引き上げ編みという言葉でわかっちゃうんですね。
私は初めてで、編み方を理解するまでが一苦労でした。説明フィンランド語だし…

そういえば、落葉松さんは道産子さんなんですよね。
夫がイメージするジャガイモ畑と落葉松さんのイメージするジャガイモ畑が、すごく似ているのかもしれない…

karamatsu さんのコメント...

たぶん、同じような風景を思い描いているのだろうと思います(*^^*)
前にもなんだったか、あーイメージ近い、と思ったことがありました。

先日ポーランド在住の方が黒猫繋がりで見つけてくれたですが、東欧・北欧と北海道は、風土や食べ物、暮らし方がどこか似ていると感じています。
少なくとも南欧よりはずっと自分の暮らしに近い気がします(*^^*)

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

広大な風景と、やっぱりジャガイモですかね、主な共通点。

フィンランドと北海道、その他にもにもなんとなく似たところがあると、私(←実は北海道在住経験あり)も思います。どこが似てるのか、具体的にはうまく言えないんだけど。

@tapionokuni