この織り方で興味深いのは、経糸の色の順番を変えずに綜絖の通し順を変えることで、経糸の色が入れ変わるということ。
この考え方をもとにすると、4ブロック模様の二重織も織れるらしい。…近々試してみます。
比較のために、8枚綜絖の市松模様の二重織の組織図も描いてみました。
綜絖通しや踏み順など、なるべく上の図と近くなるように描いたので、タイアップがあまり見慣れぬ形です。組織図の模様の境目も、通常とはちょっと違うかも。くうっけりも描きながら混乱してました…(-_-;)
というわけで、細かいところは無視して緯糸に注目! 緯糸が途中で入れ替わっていますよね。そこが4枚綜絖と8枚綜絖の大きな違いです。
今まで、市松模様の二重織っていうと、8枚綜絖のものしか思い浮かびませんでした。頭かたいですよねえ。経糸の色を変えるだけで市松模様になり得る、だから市松模様は4枚綜絖でだって織れる…なんて考えもしなかったのですから。
そういえば、経糸の色の順番を変えるだけでも、4枚綜絖の市松模様織れますね。例えばこんなふうに。
最初のものとほぼ同じ。ただ、綜絖通し順と経糸の色の並び方に違いがあります。わかります?
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2 件のコメント:
ありがとうございます。
早速プリントアウトします!
踏木が8本なんですね。
手織り手紬とも見比べてみます(⌒▽⌒)♪
私は踏み木8本を使ったのでこの図ですけど、機のタイプによっては、2本の踏み木を同時に踏むことで、踏み木6本でも織れます。同じような織組織でも、織る方法は必ずしも一つじゃないんですよね。
織物の組織っておもしろいでしょう?どんどん楽しんでください^^
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