あまり長い経糸じゃなかったので、写真一番奥(左上)はサンプル程度の大きさしかありません。そんなわけでそれはそのまま保存。手前の2枚のみをタオルとして使えるように仕上げました。
経緯ともに二重になっているから分厚くなりすぎるんじゃないかと思ったけれど、そんなこともなくなかなかいい感じ。手拭用のタオルとして気持ちよく使えそうです。素材も100%リネンですし。
つづいて表面の写真です。左が仕上げ前、右が仕上げ後。色の違いは、撮影時の光の違いのせい。オートでしか写真がとれないくうっけりを許してやってくださいませ (-_-;)
表の緯糸 赤バージョン。
表の緯糸 白バージョン。
それらの裏。2枚とも裏側は同じ白の緯糸を使っています。だから、裏から見ると2枚とも同じ模様で同じ色合い。
踏み順を変えて織ったサンプル。
その裏側。
使用したのはリネンの単糸。太さは麻番でいう8番です。
それにしてもこんなのが、4枚綜絖で織れてしまうというのはほんとすごい。先人たちの知恵にあらためて感服です。
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4 件のコメント:
、、、、。
とっても綺麗な織地だと思うけど、何がそんなにすごいのかは、理解出来てないとおもいます😅
いつか、二重織りをして見たときにでもわかるのでしょうかね?
そうですよね、そんなもんですよね。
組織自体は特別でもなんでもなくて、ところどころくっついた状態で、平織2枚が重なってるだけ。
実際に織ってみても、おそらく「すごい!」ってことにはならないと思います。
私が「すごい!」って思っているのは、二重織なのに4枚の綜絖だけで模様を織りだすというアイデアとその方法なんですよ。
模様が全くない場合でさえ二重織だと4枚の綜絖が必要。
市松織りを普通の二重織で織ると8枚の綜絖が必要。
で、このお花模様を普通に二重織で織ろうと思えば16枚の綜絖が必要。
…
私の場合そんな思い込みもあったので、なおさら「お~~~!!!(ノ゚ο゚)ノ 」となったわけです。
!
くうっけりさんの解説で、やっとすごいところが見えてきました(⌒▽⌒)♪
二重の生地が所々くっついているものを見ては、なんとなーく縦糸が入れ替わっていることが想像できても、すっごい数の綜絖枠が必要なんだろうーなーと思うだけでした。
リネンのタオルって乾きが早いのかな?
確かアシュフォードのリジッドへドルの本にも有りました。
それと、事後報告で申し訳ありません。
靴下の記事にリンク貼りました。
ご迷惑でなければ、このままお許しいただけたらとても嬉しいです。
たくさんの綜絖枠が必要な組織もあるけど、4枚綜絖でも十分いろんなデザインの布が織れるんですよね。このアイデア、ほんとすごいと思います。
リネンは吸水力もいいし、乾きも確かに早いと思います。
だからタオルにもってこいの素材ですよ。
伸縮性がないから、ウールやコットン等に比べると、ちょっと織りにくいですけどね。
いつでもリンクはご自由にどうぞ。
「インターネットに公開してるってことはリンクも許可しているってことなのだ!」と考えてますから ^^
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