フィンランド語で nauhalaudat といわれるこの道具、日本語では特別な名称はあるんでしょうか?一応「カード織り用のカード」とここには書いてみましたけれど。
リボン・バンドなど…つまり平べったくて長いもの…を意味する nauha と、板を意味する lauta がくっついて nauhalauta。これはカード織り用のカード1枚のこと。そしてその複数形が nauhalaudat です。織るときには複数のカードが必要ですから、見出しも複数形にしておきました。
上の写真にあるカードは、フィンランド国内で入手したもの。左上が木製で、右下はボール紙でできています。
カード織りって、普通のバンド織とか機織りではできないことも、いろいろできます。すごく面白い。(…といいつつ、十年以上織ってない💦)
例えばこんな風にも織れます。あんまり典型的なパターンじゃないけれど。
最初の写真のように、正方形で1枚につき4つの穴が開いているのが典型的なカード織用のカード。(ボール紙製のカードに空いている小さな穴は、糸を通すためではなくて、4つの角をそれぞれ区別するためのもの)。
でもカード織りって、カードに穴が2つ以上あいていればできるのですよ。穴の数が変わると4つ穴で織るものとは微妙に構造も変わるので、それを試すのも面白い。
下の写真は、ちょっと試してみたくて、その昔作った自家製カード。牛乳パックで作ったカードでも十分使えます。
最後にフィンランド語の単語をもう一つ。nauha(リボン・バンド) と lauta(板)の順番を変えて lautanauha とすると、「カード織りバンド」のことになります。
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2 件のコメント:
へーーー!
3つ穴はともかく、2つ穴でもできちゃうのねー(びっくり)。
3つ穴と4つ穴の比較、面白いかも(しないしない、私はしない)。
ってか、こうならどーかな?を実行しちゃうのが素敵(笑)。
5つ穴でも6つ穴でも…いくつ穴でもできます。
理論的にはいくつでもOKじゃないかな。実用的かどうかは別にして。
いろいろ試してみたくなったきっかけ本というのがありまして…
その本にはとにかく情報がいっぱい。
結局その中のごくごく一部しか試さないまま、カード織りはずっと中断したままなんです^^;
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