前記事( キッチン用のマットを織る - 手仕事@タピオの国)のマットは、この本の中にあったパターンで織りました。多少、素材や色を変えていますし、マットが希望のサイズになるように、経糸の本数などは改めて計算し直してはいますが。
Kankaankutojan mattokirja
著者:Marjatta Hirvi
出版:Mallikerta, 2014年
著者:Marjatta Hirvi
出版:Mallikerta, 2014年
書名を訳すと「ウィーバーのためのマットの本」(ちょこっと意訳してます💦)。
この本には、手織りマットの様々なパターンが紹介されています。それらはもともと "Mallikerta" という、フィンランドで出版されている織の雑誌に紹介されていたもの。1990年代の半ば〜2014年に出版された雑誌の中から、選りすぐりのマットパターンを集めたのがこの本です。
パターンは様々。裂き織りマット、畝織マット、綾織マット、ローズパスマット、昼夜織マットなどなど、数十種類のマットのパターンが紹介されています。その多様さにつくづく感心。自分では絶対に思いつかないようなパターンもあって見ているだけで面白い。織ってみるとさらに面白いと思います。前回の記事にあるマットも楽しく織れましたし😊
フィンランドでは手織りのマットはかなりおなじみ。マット用の緯糸も手に入りやすいし、フィンランドで主に使われている機もマット織に適しています。他のものは織ったことがないけれど、マットなら織ったことがあるという人も、フィンランドには結構いるんじゃないかしら。だから、このような本の需要もあるのでしょう。
出版社のサイトにある本の紹介ページです。
ところで上記のサイトでは、Mallikerta雑誌や手織り作品の有料パターンなども紹介されています。英語のページも作られていますが、基本、フィンランド語のサイト。でも、写真を眺めてみるだけでも楽しいと思いますので、ぜひ覗いてみてください。
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