手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

新しいシャトルと古いシャトル

と〜っても久しぶりに、新しいシャトルを購入しました。こんな↓シャトルです。


中央がポコっと膨らんでいるので、小管にもちょっと多めに糸を巻くことができます。太目の糸で幅広い布を織るときになかなか重宝。

このタイプのシャトル、すでに一丁は持っていたのですが、最近もう一丁必要なことがありまして、購入した次第です。

以前から持っていたものは、20年ぐらい前に購入したもの。人の年齢で20年といえば大きな違いですが、シャトルはどうでしょう?せっかくの機会なので比べてみました。(写真の2丁のシャトルのうち、新しいのが上、古いのが下)

上から見たシャトル。微妙な形の違いがあります。さらに色の違いも。古いほうが濃い色。素材はいずれも白樺です。白樺も月日が経つとこれだけ色が変わるものなのですねえ。

下から見たシャトル。ローラー付きです。

横から見たシャトル。新しい方には、糸を出す穴のところに金属の縁があるけれど、古い方にはありません。もしかして、もともとあったのがいつの間にか取れてしまった?それっぽい痕はあるのだけれど、いつどこで何が起きたのか、全然記憶にありません😅

もう片方の側面。新しいのはメーカー名がシールになってる😢 その点は古い方がずっと良かったなあ。

古い方には今まで使い込んだ分、かなり擦れた痕があることにも気づきました。シャトルを投げ入れるときに、時々筬に当ててしまっている自覚はあったけれど、こんなに傷をつけてしまっていたとは…😱

新しいシャトルのほうが使い心地はいいです。古い方のシャトルは、小管を通す金属の留口部が外れやすくなってしまっていました。シャトルを投げ入れたときに小管が外れるなんてこともあるほどに。にもかかわらず、使い慣れていた分、大きな不便は感じていなかったのです。でも、新しいのを使い始めたら、新しいのはずっと使いやすい。小管が外れる心配がないというのは、とっても大きいことだったのですね。当然といえば当然ですが💦

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@tapionokuni