手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【ソーイング】モコの服

前回紹介した本(【ソーイングの本】Ompele koiralle ~犬の服のソーイング本~ - 手仕事@タピオの国)を見ながら作ったモコ(2歳♀のボロニーズ犬)の服です。


有り合わせの材料を使ったので色が全然かわいくない😓 それでも一応形にはなったことには満足です。近くで見るといろいろ失敗しているところも目につきますが…



フリースを使っているので、端の始末は必要カ所にバイヤステープを縫い付けただけです。裏地もないから、手慣れていない私でも作り方に悩むことなく縫うことができました。

正直言うと、縫うこと自体よりもサイズを決めるのが難しかった…。メジャーでサイズを測るときにモコがシャキッと立っていてくれればいいのだけれど、そうは問屋が卸さない!

結局モコを直接メジャーで測るのはあきらめて、いつも使っているコートのサイズをもとに大きさを決めました。最終的に、本の中のXSサイズを選択。ただし着丈は本の型紙に5㎝プラスです。


ところで、普段モコに服を着せたりはしない我が家でなぜにモコに服を作ったかというと…

少し前までこんな箱入り娘(⁈)だったモコが…


こうなった‼


これはすべて、飼い主の至らなさによるものです。もつれをほぐそうと悪戦苦闘していた毎日。でも、ほぐしたもつれの量よりももつれる量のほうが上回り、それが連日続いて…

そのうちモコは、ブラシを見ると逃げるようになってしまい、悪循環はさらに続いたのでした。それで結局、肌に問題が出る前に、もつれた部分はこの再全部カットしちゃおうということになったのです。その結果がこれですよ💦

羊毛をほぐしてカーディングするというのは嫌いじゃないから、モコのヘアのもつれもほぐせるはず!と思っていた私が甘かった😢 羊毛は動かないし、ましてや自己主張もしない。一方、モコは動くし嫌な時にはとことん嫌がる。同じように扱えるはずはないんですよねえ。

何はともあれ、こんなに短くカットされたら寒いよね、と考えたわけです。それで急いで服を作った次第。

出来上がった服を着せるのはそれほど難しくはありませんでした。モコはおとなしく服を着てくれるのです。

でも…


完全に固まってます‼ 

屋外でも室内でも、服を着せるとモコは完全に固まってしまいます。機会をみて何度か着せてはみたけれど、結果は毎回同じ。固まる!!!

無理強いもしたくないし着なけりゃ命にかかわるというわけでもないので、この服を使うのはやめました。せっかく作ったけれど早々とお蔵入😅

0 件のコメント:

@tapionokuni