フィンランド語で、タカナ(täkänä)とよばれる織りがあります。
自由な模様を織り出した二重織りです。 日本語でいう「フィン織り」。
この織り方、しくみさえ理解すれば、二重織りだけじゃなく、三重織りも四重織りも…
机上の理論では何重織りも可能なはず。
実は、若かりし頃(といってもそのときはすでにそんなに若くはなかったけど…)、実際に試してみたくて、
四重織りのタカナに挑戦したことがあります。
これが表。せっかくの四重織りなので4色使いです。
そしてこれが裏。裏といえど色合いもそれなりに考えたつもり。2色だけが表面に出るように織っています。
これは試し織りのつもりでした。でも、これ以上織る根性はなく、これが一生で?!唯一の4重フィン織りです。
織るの、すごく大変だったんですよ。 二重織でも拾うのは手間ですが、四重織りで拾いながら模様を出すのは、二重織の4倍以上に手間がかかりました。
普通の機でこんなことするもんじゃないとこのときにつくづく思いました。どんな機だって、拾いながら織ればどんな組織も織れるはずだけど、やっぱり限度がありますわ。
散歩にて
1 時間前
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