手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【針編み(ノールビンドニング)】針を使ってマフラーを作る

再び針編み(← くうっけりが勝手にそう呼んでいる。他国語では nalbinding, neulakinnas:ネウラキンナス, nålbindning:ノールビンドニング etc.)作品です。


こうして平面に置くと、いったい何につかうの?っていうふうに見えますが、一応マフラーのつもりで作ったものです。

編み目が半分から違って見えるのは、メビウスの輪に編んだから。

それにしても、メビウスの輪って不思議です。ずっと表を見ながら編んでいても、同じ面に表目と裏目が半分ずつ現れるのですから。

サイズは一周120cm弱、巾が20cmあまり。二重に巻ける長さ。太い毛糸を使ったこともあって、巻いてみるとモコモコすぎかな?という感じですが、ここ北国では逆に、それぐらいでちょうどいいかも。


今回は、今までのとはちょっと違ったタイプのステッチを使ってみました。くうっけりがつねづね訪問しているウェブページ(neulakintaat.fi) では、ダーラナ・ステッチという名で紹介されています。Googleとかで「Dalarna Stitch」と検索をかけると、ビデオも見つかりますよ。

(追記: 上記のリンク先はフィンランド語のページですが、右上の小さなイギリスの旗をクリックすれば、英語のページが表示されます。ビデオもたくさんリンクされていますので、針編みに興味のある方にはとってもお勧めです。)


編み目と使用糸です。

まずは表目と使用糸。糸は市販のウール100%の単糸。だいぶ太め(1000 tex)です。使用量は約200g。


裏目。表目とは全然違う表情です。


糸が変わるだけでも雰囲気が変わりますが、今回はステッチ自体が作り上げる表情が、今までのものとはかなり違うのです。

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@tapionokuni