手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

古い紡ぎ車で

うちには紡ぎ車が2台あります。

贅沢な話です。全く紡ぎをしなかった時期もあったというのに。
「宝の持ち腐れ」という言葉が頭をよぎる…

最近紡ぎを再開してから使っていたのは、新しいほうの紡ぎ車。新しいといっても、購入したのはもう8年も前の話(関連記事:そして再び糸車)ですが。

そのときの記事にはメーカーさんを書きませんでしたけど、この紡ぎ車、クロムスキー社のソナタです。


さて、と~っても長いあいだ置物状態になっていたのが、古い方の紡ぎ車(関連記事:紡ぎ車)。

ドライブバンドの張りを調節するためのハンドルが(多分手の油分で)テカテカしていたり


糸の痕が、フライヤーにしっかり残っているのを見ると、



これは置物じゃなくて実用品なんだよな…と、反省させられます。

で、久しぶりにこの紡ぎ車を使ってみることに。

ドライブバンドも付け替えました。バンドとして使ったのは、亜麻の紐(関連記事:亜麻の紐)。つなぎ目は、ロープのつなぎ方をまねて。


そうして紡いだ糸がこれ。相変わらず不揃いなところも目につくけれど、少しはましになってきた?


フィンシープのウール、白と茶を混ぜて紡ぎました。撚りを少し強めにかけたつもりです。

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@tapionokuni