手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

かせくり器を壊してしまった

愛用している木製の綛ホルダーを壊してしまいました。


分かりますか? ここです。


ホルダーの骨が1本、ポッキリと折れてしまったのです。


マット用の緯糸の重い綛をホルダーにかけて、開こうとしたときにこうなりました。無理矢理いっぱいいっぱいに開こうとしたのが間違いの元で。

あ~バカ!と、つい自分に叫んでしまったけれど、それでどうなるものでもなく…

綛ホルダーさん、ごめんなさい!!!

この折れた骨1本をまるまる取り換えて修理するのが一番いいのでしょうね。で、綛ホルダーを観察しながら考えました。

まず、折れた骨とほぼ同じ幅・厚さ・長さの素材を見つけることができるのか?自分で作る技量も道具もないので、見つからなければ誰かに作ってもらうしかない。

骨の一方の端はひもで結んであるだけ。そして、もう一方は太い針金を通して留めてある。これなら、くうっけりでも、どうにかこうにか外したり留めなおしたりできるかも。


一番の問題は中央のジョイント部。


金属の留め具はネジではないので、留め具を外すにはそれをカットするしかない。新しい骨を取り付けてジョイントする時には、ジョイント部に合う留め具を新たに見つけなければならい。

…とまあ、あれこれ考えた末、自力では骨を交換できないであろうという結論に達しました。

で、ちゃんとした修理はあきらめて、とりあえずの応急修理。ボンドで貼り付けました。


乾かす時にうまく固定できなくて、接続部がちょっとずれてしまったけれど、一応ちゃんとくっついてます。強度が心配なので、貼り付けた部分の周りに、このあとテープも巻きました。

これでちゃんと持ちこたえてくれればいいのですが。

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@tapionokuni