夫の足の大きさに合わせて編んだので、この写真のモデル…くうっけりの足には大きすぎますが。
ゴム編み風になっているので、平置きするとこんなです。
重さは 106g。平置きでのつま先からかかとまでの長さは約26㎝。
製作メモ
靴下22号が、実はいまいち気に入らなかった。カラフルな縞々の中のこの縦のメリヤス編みラインがどうも目について仕方がなかったのです。
この目障りな?部分を裏目にすればいいかもしれない。そう思って編んだのが、この23号です。
この目障りな?部分を裏目にすればいいかもしれない。そう思って編んだのが、この23号です。
使用糸・使用針・ゲージ
使用前に写真を撮るのを忘れました。で、使用後の毛糸玉があまりにもぶかぶかで格好悪かったので、それを巻き直しての写真です。
靴下21号・22号で使った糸と色は違うものの、同じシリーズの糸です。NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)の Raita(縞)。太さは約300m/150gで、素材は、羊毛75%・ポリアミド25%。
編み針は日本の5号棒針(3.6㎜)。
ゲージは10㎝四方で、約24目32段。(完成した靴下から算出)
この靴下を編むのに消費した糸の量(使用前の毛糸全体の重さー残った毛糸の重さ)は107gでした。
編み始め・足首部分
最初は、靴下22号の模様編みの2目一度の部分、そしてかけ目の間の表目2目を裏編みにすればよかろうと思って編み始めました。でも、いまいちきれいじゃない。そこで、最終的には次のようにアレンジしたのでした。
普通の作り目を60目。15目ずつ4本の針に分けて輪にし模様編み。
普通の作り目を60目。15目ずつ4本の針に分けて輪にし模様編み。
裏目1目
かけ目
表目4目
左上2目一度(裏目)1回
裏目1目
右上2目一度(裏目)1回
表目 4目
かけ目
表目4目
左上2目一度(裏目)1回
裏目1目
右上2目一度(裏目)1回
表目 4目
かけ目 1目
裏目1目
そしてこうなりました。写真右側は表、左側は裏の様子。
かかと
フィンランド語で tiimalasikantapää といわれているかかとです。tiimalasi は砂時計のこと、kantapää がかかとのこと。砂時計のような形にかかとをあんでいくのでこのなまえなんでしょうかね。
参考にしたのはフィンランド語で書かれたページ、Ulla 01/04 - Neuvot - Sukan tiimalasikantapää。そしてやはりフィンランド語で解説しているこの動画。
こちらはかかとの部分が編み終わったところ。
そしてこちらは完成した靴下のかかと部分。
参考にしたのはフィンランド語で書かれたページ、Ulla 01/04 - Neuvot - Sukan tiimalasikantapää。そしてやはりフィンランド語で解説しているこの動画。
こちらはかかとの部分が編み終わったところ。
そしてこちらは完成した靴下のかかと部分。
足の部分
ボックスヒールやフレンチヒールの時とは違い、このかかとだとマチがない。だから減目もなし。
かかとを編んだ後は、足部分をまたぐるぐると輪にあんでいきます。脚の部分とは多少変えて、足の甲側は模様編みのまま、下側はメリヤス編み。
つまり、完成した靴下で甲側(写真右上)からと底側(同左下)から見るとこうなっています。
かかとを編んだ後は、足部分をまたぐるぐると輪にあんでいきます。脚の部分とは多少変えて、足の甲側は模様編みのまま、下側はメリヤス編み。
つまり、完成した靴下で甲側(写真右上)からと底側(同左下)から見るとこうなっています。
つま先
靴下21号のつま先と同じ編み方。フィンランド語で "sädekavennus" と呼ばれている編み方です。
好きなんですよ、この形。これからもこの形のつま先を頻繁に使いますよ、きっと。
次作は…
友人が送ってくれた糸の中で、まだ使っていない色が一つ残っています。それを使って編むつもりだけれど、どういうデザインにしようか、いい案が浮かびません。縞々模様の邪魔にならないぐらい単純で、でもなにかしら面白味のある模様編み…そんなのが編みたいのですが。
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2 件のコメント:
あ!、このかかと編みの動画嬉しい!!
私は引き返し編みで編んでいたので、どうしても穴が開いてしまい、何とか工夫できないかと毎回苦心してました。
これで解決です!
靴下、編みたくなりました(^^)
残念ながらこのかかとも、穴が開きます(←経験済み…)
私は試したことないのですが、なんでも、このページ↓
https://youtu.be/0Os1aDRdI_w
の動画で紹介されている方法だと、穴が開かないそうですよ。
ぜひお試しあれ。
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