emäntä Edla Soikkeli kutoo sukkaa (エドラ・ソイッケリ夫人が靴下を編む) 撮影:Kyytinen Pekka, 1932年 画像元: emäntä Edla Soikkeli kutoo sukkaa | Museovirasto - Musketti | Finna.fi ライセンス:CC BY 4.0 |
今でも手編みの毛糸の靴下は編まれているし、愛用もされています。でも、いつでもどこでも使われるんじゃなくて、おそらく、長靴をはくときとか、あるいはルームシューズ的に使われるんじゃじゃないかな?
で、普段はどんな靴下が使われるのかといえば、もちろん、工場で作られた既製の靴下。
ということで、それらの靴下が工場でどのように生産されているのかをまとめた映像です。フェルト靴についての映像( フィンランドのフェルト靴工場~1982年の映像~)と、同じシリーズのもの。
*環境によっては、動画がアップされるのに時間がかかるようです。
動画だけでも大体の流れは分かると思います。でも念のため、作業過程を、動画内の解説をもとに書いておきます。
- デザイナーが、その時々に使用可能なマテリアルとその特徴を考慮したうえで靴下をデザインする。
- 決定したデザインに基づいて編み機がセットされる。
- 倉庫にはその時々に必要な糸が保管されている。そこからデザイナーが指定した糸を運びだし、編み機にセット。
- 編み機が靴下を編む。
- 靴下の伸びをチェック。それぞれのサイズの規定の伸び度とマッチすればOK。
- 靴下を1枚ずつに分け裏返す。
- つま先を縫う。
- 再び裏返す。
- プレス機での仕上げ。
- 検査兼ペアづくり。
- ラベルづけ
30年以上前の映像ですから、今とはだいぶ違う工程もあるかもしれません。少なくとも、ペンでデザイン画の色塗りなんて今はもうしてないでしょうねえ。
にほんブログ村
2 件のコメント:
エドラ・ソイッケリ夫人って、右手に糸?
フィンランドは右手に糸?左手に糸?
目と手の距離とかメガネの位置とか、親近感わくわー(笑)
あんまりはっきりした写真じゃないからよくわからないけど、う~ん、言われてみれば右手に糸かな?
そういえば、他の人がどっちに糸をかけてるか、今まで意識して見たことなかったです。
で、「フィンランドの羊とウール」の記事にあるビデオを見返してみたら、左手に糸。
とはいうものの、右と左、どっちのパターンも見たことがある気はする…
このご婦人、しゃきっとしたいい姿勢で編んでますよねえ。
コメントを投稿