手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

オーバーショット~緯糸変えたり踏み順変えたり~

以前描いたオーバーショットの組織図( オーバーショットの組織図・織り方図を描いてみる④ ~織る~)をもとに、実際に織ってみました。

まずこれ。コットン8/2(74 tex × 2)を2本どりで織ってます。小さいお花?の高さのバランスが良くなかったかなあ、と反省。

こちらは踏み順を変えたもの。上の写真とはかなり色合いが変わってしまったけれど、実際には同じ色…同じ糸を使っています。

色が違うけれど、上記と同じ種類の糸で織ったもの。淡い色だといまいち模様が浮き出ずものたりないかな。1枚目とほぼ同じですが、ペダルの踏み順を微妙に変えてます。

亜麻の6番手(280 tex)を1本どりで。なんだか糸が踊って(?)ますね。コットンのようにふっくらしてくれない…

同じ緯糸。小さいお花(?)の部分がちょっとだけ違うバージョン。

シルケット加工されたコットン 8/2(76 tex × 2)を使って。加工されていないコットンよりも光沢があるはずだから、淡い色でも模様が浮き立つかも… と思ったけれど、期待ほどではなかったかな。

最後に再び亜麻を使ってみました。8番手(206 tex)2本どりです。素材・模様のバランス共に、これが一番自分の好み。

最後に、全部の写真をまとめておきます。

参考までに、経糸・地の緯糸は、亜麻の12番手(137 tex)。経糸の密度は1㎝につき8本です。

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2 件のコメント:

karamatsu さんのコメント...

あーー、ここまで遠かったー(^^;、やっと決算が終わって自由になりました。

一つの組織でいろんな事が出来て、羨ましいなーと思いながら見てました。
経糸を540本作りました。
経て継ぎしようなどと無謀なことを思っていたけど、綜絖枠と綜絖子がそろったので、元からの綜絖枠も含めて綜絖子の入れ替えをすることにしました。

筬も綜絖も新たに通すことになるし、強いピンクの糸もあるので、先日の花模様オーバーショットを使わせてもらいます(^▽^)

今度の経糸は麻混なので少しパリッとしてるから、筬目を少し粗くしてみようと思ってます。

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

お疲れさま~

なんてったって創意工夫いっぱいの落葉松さんだし、いろいろとよさげな糸ももっていそうだし、どんな布が生まれてくるのか、とっても楽しみにしています♥

模様自体は、落葉松さんが今まで織ってたのと比べたらずっとずっと単純なので、踏み順と模様の関係もすぐ理解できると思います。
簡単すぎて物足りない!ってことになるんじゃないかと、それがちょっと心配…

@tapionokuni