手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

杉綾織で亜麻のバスタオルを織る

一ヵ月あまり、ぼちぼちと織っていた亜麻布です。


予定していた長さにカットして縁を縫い、4枚のバスタオルになりました。仕上げに洗濯機で洗ったら、アイロンをかけても取れない皺がのこっちゃいましたけど(-_-;) 弱流で洗って、脱水も軽めにかけたつもりだったのに。


…使っているうちに柔らかくなって、しわが目立たなくなることを期待することにします。

経糸として使ったのは亜麻色!?の亜麻糸。


緯糸は、お隣さんからいただいた古い亜麻糸*。ごそっといただいた糸の中から、比較的柔らかくて扱いやすそうな糸を選びました。


組織は4枚綜絖の杉綾織。


そしてちょっとバリエーション。


でもこの緯糸だけでは足りなそうだったので、一枚分だけは太目の緯糸で。



こうして写真で見るとあまり違って見えないけれど、この糸はかなり粗くてかたい。ゴミもいっぱいです。いかにもホームメードの味!

いずれにしても、緯糸も経糸も、使ったのは無漂白の亜麻糸のみ。だからとっても地味な、昔の生活を思い起こさせるようなバスタオルとなりました。鮮麗さは全くないけれど、使い込むほどにやわらかくなって、使い心地がよくなるんじゃないかな。

最後に、布の表面の様子です。左上が洗濯前、右下が洗濯後。まずは、柔らかい緯糸で織ったもの。


そして粗い緯糸で織ったものです。


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*お隣さんからいただいた亜麻糸の話。

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@tapionokuni