手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【棒針編み】靴下31号~2種類の段染め糸でカラフル縞模様~

久しぶりに靴下を編みました。
かかとからつま先までの長さは、平置き状態で約25㎝。くうっけりより大きい足を念頭に編んでます。だから、くうっけりにはちとゆるい…
完成した靴下の重さは109gありました。

製作メモ

使用糸・使用針

使用糸は、NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)という商品。太さは約300m/150g。羊毛75%・ポリアミド25%の混紡糸です。 Raita(縞)と名付けられている段染め糸を2種類と、ナチュラルホワイトの糸を自分で草木染したものを使いました。
段染めの糸を独自に使って靴下を編むと、3~4段ごとに色の変わる縞模様になります。でもそれだと、なんだかつまらない気がしたので、2種類の段染め糸を交互に使うことにしたのでした。

それぞれの使用量は、段染め糸のうち写真の上の糸が39g、右の糸が37g。草木染の糸は37g。使用した編針は、日本の5号(3.6mm)5本針です。

履き口・脚部

履き口から編んでいます。作り目は52。履き口のところだけ草木染の糸での一目ゴム編。一目ゴム編用の作り目から編んだのだけれど、ぜんぜん目がそろってないのが悲しい…😢
あとははひたすらメリヤス編み。2種類の段染めの糸を、2段ごとに交互に変えて編んでいます。

約5㎝四方の表と裏をピックアップしたのがこの写真。下に履き口部分も一部写っています。写真の上下は編んでいるときの上下に合わせているので。

かかと

今回のかかとはフレンチヒール。草木染の糸に変えて編みました。
かかとの後部は、フィンランドではよく知られている補強した編み方で。その部分の写真が下。左が表、右が裏です。表を編むときだけ一目おきに滑り目をしています。

足部・つま先

かかとを編んだ後、マチの部分を減らし目。そして、つま先の減目までひたすらメリヤス編み。

そしてつま先はまた、草木染の糸に持ちかえてこんな減目。フィンランドでよく使われている減目法です。

反省点

糸を変えた場所が目立ってしまいました。確か、段差をつけずに色を変える方法っていうのもあるんですよね。でも、それを探さず普通に編んでしまった💦 

両方の靴下を一緒に写真に撮るのを忘れたので(この靴下はすでに知人のもとに旅立ってます)、これは合成写真なのですが…
目立ちますよね、糸を変えた部分。履いた時には必ずしも目立たないように、段の変わり目を内側にして履けるようには気を使ったのだけれど。(つまり、奥の靴下が右足用、手前の靴下は左足用)

糸を変えて縞模様にするタイプの靴下を次に編むときには、糸を変える時のコツをちゃんと調べて編むことにします。

そうそう、右と左で縞の色がそろっていません。わざとというわけでもないけれど、最初からそろえるつもりもありませんでした。ランダムな縞だから、こういうのもありじゃないかと思いまして。

おまけ

この靴下には、最後に滑り止めもつけました。センスがいまいちだけど😓

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今回使った段染め糸を、それぞれ単独で使って編むと、こんな縞模様になります。



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@tapionokuni