手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【棒針編み】靴下32号~ゴム編みもどきを使って~

前回に引き続き靴下です。
かかとからつま先までの長さは、平置き状態で約24.5㎝。靴下31号よりやや小さめ。
完成した靴下の重さは104gでした。

製作メモ

使用糸・使用針

使用糸は靴下31号と同じで、NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)。太さが 約300m/150g。素材は羊毛75%・ポリアミド25%。 Raita(縞)と名付けられている段染め糸をと、ナチュラルホワイトの糸を自分で草木染したもの。

こんな糸です。オレンジの糸玉が小さいのは、靴下を編み上げたあとに撮った写真だから。
使用量は、段染めの糸が83g、オレンジは22gです。使用した編針は、日本の5号(3.6mm)5本針。

履き口・脚部

普通に作り目をしてゴム編みもどき⁉で編みました。目数は52です。
表と裏に差はないけれど、一応両方を写真に撮ってみました。向かって左が表で右が裏です。
ひと目ゴム編みに見えなくもないけれど、よくよく見るとちょっと違う。編み図にするとこうなります。
ゴム編みと鹿の子編みのあいの子みたいな編み方ですが、何か名称はあるのでしょうか?

かかと

前回はフレンチヒールでしたが、今回はボックスヒール。
ところで、フレンチヒールとボックスヒールの違いは形だけではないのですね。今まで気づかなかった…💦 かかとのすぐあとの甲の高さが違うのですよ。…と、言葉だとうまく伝えられない気がしたので、こんな合成写真を作ってみました。
靴下31号(フレンチヒール)の上に、半透明!の靴下32号(ブロックヒール)を重ねてみました。32号を切り取るのに失敗したのでちょっと見にくいかもですが…😓

平置きした状態でのフレンチヒールは、ボックスヒールに比べて底が膨らんでいます。その分、全体として靴下の幅が広くなる。甲が高い足にはよさげですよね。

こちらはかかとの後ろの部分の編み目。この部分は31号と同じです。写真左が表目で右が裏目・

足・つま先

あとはひたすらメリヤス編み。

つま先は、相も変わらずこの形の減目。

かかととこのつま先の部分は別糸を使っています。単に、段模様の幅が変わるのがいやだから。段染めの糸をそのまま続けて使うと、目数が少ない分、ほかのところより明らかに縞が太くなるので。

段染め糸にある色にできるだけ近い色を選んだわけだけど、同じ色じゃないのは残念。段染め糸のオレンジよりだいぶ明るい…

滑り止め

この靴下にも滑り止めを付けました🌞

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同じ糸を使って編んだ靴下です。形のほうはちょっとだけ違う。

靴下のすべり止めは、去年初めて使いました。去年も今年も同じような絵を描いてるし…進歩ないのね、自分💦

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@tapionokuni