まずは、kuvikas(サマー&ウィンター織り)のナチュラルカラーバージョン。
もうちょっと近くから、表と裏を見ると…
組織としては、フィンランドで織られる典型的な kuvikas とはちょっと違うかも。でも、こんなふうに、畝のようなものがはっきり見えるというのも、なかなか面白いですね。
次に、微妙色(?!)バージョン。他より短めなので、小さなテーブルにかけてみました。
その表と裏。
模様が自己主張しすぎない…そんなのも試してみたくて緯糸を選びましたが、やっぱりはっきりくっきりの色合いのほうがよかったかな…
そして、レッドバージョン。
模様を出す緯糸の色がはっきりしているので、裏と表では、色の出方が逆になるというのが、よく分かるかと思います。
この組織が、フィンランドの典型的な kuvikas かもしれません。でも模様の方は、 kuvikas としては、あんまり典型的じゃないかも。
最後に、ダマスク織りもどき(インターネットでいくつかのページを見ている中で、この組織は、「ドレル」というのであろう…という結論に達しました)、フィンランド語で kilpikangas。
kuvikas にもいえることですが、どっちが表でどっちが裏か、なんていうのは、好みの問題でしょうかね。
これら全部、リネン100%です。
リネン地って、機から下ろしたときは、パリッとしているのですが、洗うとパリッと感がなくなります。ちなみに今回はぜんぶ、水通し…ではなくて、洗濯機に入れて60℃で洗ってみました。
上の写真は、すべてその後の姿です。荒い扱いにも負けなかった、偉い子?!たちです。実用品ですから、そうじゃないと困りますけどね。
ところで、布の端が、仕上げの段階で波打ってしまうということが往々にしてあります。仕方がないことなのか、手織りのテクニックの問題なのか…
デザインにしても仕上がりにしても、なかなか100%満足ということにはならないものです。
2 件のコメント:
こんにちは
少し前に気付き、Blogをたびたび拝見しているのですが、レベルが高くて何とコメントしてよいかわからず、失礼していました。
端が波打っていても・・・仕上げ後は一段とすてきですね。
こんにちは。
コメントをありがとうございます。
レベルが高いなんてとんでもない!
私自身は、 i.asaoka さんのブログを拝見させていただくたびに、すごいなあ…って思っているんですよ。
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