手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

撚りの向きが違う糸を一緒に使ったらこうなった

再び、糸の撚りの向きの違いがどんなふうに平織りに表れるかを試してみました。

使ったのは、先月紡いだ糸(関連記事:古い紡ぎ車で)です。

こうして見ると、単色の平織です。(とはいっても、茶と白のウールを混ぜた糸を使っているので、多少の色ムラ有り)


でも、経糸をとある角度から見ると、まるで違う色の経糸を使っているよう。


色の違いは、撚りの向きと光の関係によるもの。ここで白っぽく見えるのがS撚りの経糸、色がついて見えるのがZ撚りの経糸です。

機から下した布の表面です。何かと不揃いさが目立ってちょっと気になりますが、


お湯につけて仕上げをしたら、そんな不揃いさなんてちっぽけな話だわってぐらいに、がたがたぼこぼこ…より不揃いとなりましたとさ。


緯糸の組み合わせを変えたらどうなるかと、何パターンかで試したのが上の写真ですが、ご覧のように、経糸の撚りの向きとの関係がほとんどはっきりしません。単なるぼこぼこ。

そこで、撚りの向きの違う緯糸を組み合わせて織るのはやめて、Z撚りの緯糸のみで織ってみました。


さらに、S撚りの緯糸のみで織ってみると


経糸の撚りの向きが違うと、これだけ表面の様子が変わるのですねえ。

あくまでも試し織のつもりでかけた経糸なのですが、マフラーとして使えるぐらいの長さに1枚だけ織ってみました。


アイロンをかけたあとだけど、右端の角がちょっとカールしてます。この部分の経糸と緯糸は、撚りの向きが違うからですね。以前平織マフラーを織った時とは違って、アイロンをかけてもおさまらないのは、糸の撚りが強めだったからでしょうか。

どうやら布の端になる部分では、撚りの向きが同じ経糸と緯糸を使ったほうがよさそうです。

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@tapionokuni