手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【棒針編み】靴下24号~ジャガイモ畑編み?!の変形

暑苦しい季節に暑苦しいものですみません。
フィンランドの今年の夏は、毛糸をいじっていても気にならないほどに涼しいものですから…

友人が送ってくれた毛糸(関連記事 靴下編みにばっちり使えるフィンランド国産毛糸)を使っての4足目の靴下です。

素直に編めば、普通に縞々模様が編めるのだけれど、はっきりした縞じゃなくて、なんか変化が欲しかった… で、こんな靴下になりました。



重さは 107g。平置きでのつま先からかかとまでの長さは約23㎝です。

製作メモ

使用糸・使用針・ゲージ


カラフルなほうの糸は、靴下21号22号23号で使った糸と、同じシリーズの糸です。NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)の Raita(縞)。

かかと・履き口の部分に使ったのも、NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)。ただこちらは、ナチュラルホワイトの糸をキノコで染めたものです。(関連記事 同じキノコで違う色

ともに太さは約300m/150g。素材は、羊毛75%・ポリアミド25%。

編み針は日本の5号棒針(3.6㎜)。
ゲージは10㎝四方で、約24目32段。(完成した靴下から算出)

この靴下を編むのに消費した糸の量(使用前の毛糸全体の重さー残った毛糸の重さ)は110gでした。

編み始め・足首部分

作り目は52目。履き口は一目ゴム編みです。表の目だけねじっています。

そのあとは引き上げ編み。靴下20号の引き上げ編みと違うとこは、裏目を表にしたということ。ただ、引き上げる目だけは表目です。

左上:表側
右下:裏側

近くで見るとこんなです。


かかと

かかとの後ろにあたる部分は、いつものように補強した編み方で。


表目を編むときには、1目編んで1目滑り目…と編んでいきます。今回は編む目と滑り目が毎回ずれるように編んでみました。表面の微妙なでこぼこがおもしろい。

参考までに、編む目と滑り目を同じ場所にして編んでいくと、こうなります。

靴下21号

そして、こんなかかとに。


足の部分

言葉での説明よりも、写真が物語ってくれますね。


つま先

このところ、爪先はもっぱらこの形です。フィンランド語で "sädekavennus" と呼ばれている編み方。


最後の部分の糸の色が、ちょっとずれてしまったのが悔しいゎ。

さいごに

友人が送ってくれた糸は、全部で4種類ありました。くうっけりは、今回の色が一番好き

全種類使ったけれど、それぞれの糸はまだまだ残っています。このあともぼちぼち消費していかないと…

でも靴下25号は、ちょっと気分を変えて、縞々糸じゃないのを使って編みました。近々アップします。

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4 件のコメント:

karamatsu さんのコメント...

かかとの編み方、納得の了解です、ありがとーです。
引き上げ編みの裏側ってこんな風に可愛いのねー、発見だわー♪

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

かかとの編み方って、ほんとうにいろいろあるんですよねえ。
引き上げ編みの裏側使えば、他の色の糸使っても”ジャガイモ畑”にはならないはず…

karamatsu さんのコメント...

あのね、サイドバーにあった散歩ブログと栽培ブログのリンクはどこへ行っちゃったの?

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

失礼しました。
しばし旅に出ておりましたが、このたび復活いたしました。^^;

@tapionokuni