手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【棒針編み】靴下33号~バブルステッチを使って~

靴下33号…全体的になんだかぷっくり靴下となりました。


履いてみると…


足首もぷっくりして見える!😅

重さは109g。平置きでのおおよそのサイズは…


くうっけりの靴のサイズは24cmだけれど、これでもちゃんと履けます。それだけ編地は伸びるということなのですね。

制作メモ

使用糸・使用針


使用糸は、NOVITA社の 7 veljestä(7人の兄弟)。太さが 約300m/150g。素材は羊毛75%・ポリアミド25%。 

使用量は、Raita(縞)と名付けられている段染め糸が48g、ナナカマドで染めた糸が62g。合計110g

使用針は4号(3.3mm)の5本針です。

履き口・脚部

作り目は52目。履き口はひと目ゴム編みで、あとはバブルステッチ。


かかと

靴下32号と同じく、今回もボックスヒールです。完成後、かかとの部分をアップで撮ってみました。左が表、右が裏。


足・つま先

つま先の減目の手前まで、足の甲側だけバブルステッチ、あとはメリヤス編みで。

その境目の部分。左が表、右が裏。


つま先は、靴下32号と同じように編んでいます。



フィンランドでは一般に、太めの糸を使って靴下を編むことが多い気がします。くうっけりがここで使っている糸も、日本でおなじみのソックヤーンと比べてもかなり太い!

多分、靴下の主な用途が違うのだと思います。こちらでは手編みの靴下をルームシューズみたいに使うことが多いんじゃないかな。つまり、屋内にいるときに普通の靴下に重ねて履く。くうっけりもそうです。いいですよ、手編みの靴下の部屋履きって。足首も温かいし脱げにくいし。
そうそう、飛行機に乗るときにも手編みの靴下は必需品…そういうフィンランド人もけっこういるんじゃないかな。実際、温かいしリラックスできていいんですよね。(←経験者は語る…😁)

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履き口やつま先に多少の違いがあるけれど、基本の編み方は、この20号と同じ。色が違うと雰囲気変わりますよねえ。今回の靴下は、少なくとも「ジャガイモ畑」には見えないはず。


今回使ったのは、ナナカマドで染めた糸のうち、硫酸鉄で後媒染したものです。


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