Sukka-aapinen ―Aloittelijan opas―
Hanna-Kaisa Hämäläinen, Kristel Nyberg & Eeva Turkka 共著
Minerva出版
2018年
Hanna-Kaisa Hämäläinen, Kristel Nyberg & Eeva Turkka 共著
Minerva出版
2018年
書名を訳すと「靴下初歩読本 ―初心者ガイド―」。その名の通り、編み物初心者のための靴下編みの本。靴下を編むために必要なことが一通り書かれています。
初心者のための本ではあるけれど、かかとの編み方は4種類書いてあったし、つま先の編み方は3種類(履き口から編む方法で2種類・つま先から編む方法が1種類)ありました。基本の靴下の編み方も、履き口から編む方法とつま先から編む方法の両方載っていたので、ちゃんと読んで実行すれば、靴下編みの技術にも幅がでるはず…
とは思いながらも、編み物の本をフィンランド語で読むというのはなんかしんどい。編み方は全ページカラー写真付きで説明されていても、写真ってそれほどわかりやすいとは限らない(正直いって、写真よりもイラストのほうがわかりやすいこともあると実感!)。だから文を読まなきゃいけないけれど、それがなんか面倒…💦
結局、編み方についてのページは、どんなことが書かれているかをざっとチェックしただけになってしまいました。フィンランド語の編み方の説明には未だに慣れていない自分がいます。
それでもせっかくなので、一つだけ本を参考にして編みました。とはいっても、参考にしたのは靴下の編み方そのものじゃなくて、本で紹介されていた模様編み。表編みと裏編みを組みあわせた簡単なものです。靴下32号の脚の部分がそれ。
ところで、本のメイン内容とはあまり関係がないのですが…
この本では左利きの人もある程度考慮されていたんですよ。そこでくうっけりも初めて、左利きの人は編み進む方向が逆だということに気づかされたのでした。
右利きの自分は今まで全く気にも留めたことがなかったのだけれど、完全に左利きの人は、編み方のイラストとか写真とか…特に初心者だとすごく分かりにくいですよね、きっと。左右が完全に反対になるわけですから。左利き用の編み物の基本の本…なんていうのも無さそうな気がするし。そう考えると、左利きで編み物覚えた人ってほんとすごい!
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この靴下のゴム編みもどきの部分が、この本からのアイデア。
今回とりあげた本は、フィンランド人らによって書かれたものです。でもフィンランドでは、翻訳された靴下編みの本も出版されています。このブログにも、今までに2冊の本が登場。いずれも、もとの英語版は日本でも手に入るみたい。
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