手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

小管巻と杼

フィンランドで puolauskone と呼ばれている道具です。日本語では小管巻?


手でハンドルをぐるぐる回して巻くものもありますが、写真にあるものは電動です。赤いのがスイッチボタンで、それを押している間だけ、つむが回るというシステムです。

購入したのは確か、10年余り前のこと。当時、テーブルに固定して電動ミシンのようにペダルを踏んで回すタイプのものと、このタイプと、どちらにしようか考えた末、こっちを選びました。小型ということにひかれたのと、何といっても、こっちのほうがお得だったからだ、と記憶しています。


フィンランドの、今はなきメーカーさんから購入したものですが、製造元はフィンランドのメーカーではなく、スウェーデンのとあるメーカーさん。そのメーカーさんは健在のようですが、このタイプの小管巻は、今は販売されてはいないようです。人気なかったのかな。くうっけりは気に入っているのですが。

そして、小管ですが…


紙を手ごろな大きさに切って、それに緯糸を巻いています。

そして、緯糸を杼(フィンランド語では sukkula …日本語の単語って、短くていいよなあ、とよく思います)にセットした状態がこちら。ちなみに、2本の杼の間に写っている金属の棒状のものは、pingotin と呼ばれているもの。日本語で伸子?


そういえばその昔「杼を床に落とすと、婚期が遅れるよ!」と、フィンランド人に言われたことがあります。婚前に杼を落とした数を考えると、くうっけりは今頃まだ独身のはずだが…⁉

硬い床に杼を落として杼に傷がつくと、経糸にひっかかって糸を傷めることがある。それで昔は、婚前の女性に「落とすと婚期が遅れるよ!」って言って、落とさないよう気をつけさせていたのでしょう、きっと。

0 件のコメント:

@tapionokuni