前回と同じ経糸で、引き続き織っています。模様を出すための緯糸と組織だけ、前回とはちょっと変えています。
模様を出すための緯糸は前回と同じ太さの4番ですが、色は変えて、ライラック色。ちょっと微妙な色ですが、ものはためしです。
タイアップはもともと、この組織のためにしてありましたが、前回は、タイアップしてあった8本のペダルのうちの1本を使いませんでした。すなわち、前回は7本のペダル、今回は8本のペダルを使って織っています。
組織として何が違うかといえば、模様を出すための緯糸を、経糸でどう留めているかです。
前回は、経糸のうち4本に1本が模様のための緯糸をとめる経糸、すなわち、緯糸をとめる糸が3本おきに配置されていました。そして、いつも同じ経糸が緯糸を留めているので、なんだか畝があるように見えます。
(8月10日の記事より) |
今回は、2本に1本の経糸が、模様用の緯糸を止める働きを担っています。言い換えると、緯糸を留める経糸は、1本おきに配置されているということ。緯糸をとめるのは前回とは違って、毎回同じ経糸ではありません。緯糸を留める経糸だけに注目してみると、留め方は、ちょうど平織りのような感じになっています。ですから、畝もできていません。
そして、表面の雰囲気もだいぶ違います。模様は前回と同じなんですけどね。
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