手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

再び古ジーンズのマット

今月初めにマットを織った後(関連記事:マットを織る)、その記事と同じ大きさのマットをもう1枚織りました。そしてさらに、今度はそれらの2倍の長さのマットが完成。

何の変哲もないマットです。


大きさは約60㎝×140㎝。重さは1.7㎏ぐらい。

以前に織ったマットもそうですが、このマットもちょっと横縞模様になっています。でも特に、意図的なものではありません。

裂き織りマットを作る時には、たいがい3本の杼を使うんです。くうっけりも3本それぞれに、別のジーンズから作った緯糸を巻いて、3種類の緯糸が、1本ずつ順番に織り込まれるようにしています。別に決まりということではないけれど、その方が都合がいいという、先人たちの知恵だと思います。

利点は多分2つあります。ひとつは、この方法だとマットの端の経糸が、緯糸で覆われるし、端をきれいに織りやすいということ。そしてもうひとつは、緯糸の素材の偏りを防ぐということ。素材が偏ると、完成したマットの横幅が場所によって変わってしまうことがあり得ますから。

マット用の経糸はまだ残っているので、もう少しマットづくりが続きます。裂き織りマットって、織るのもともかく、緯糸の準備に手間がかかるものですね。

今はまだ、ぼちぼち緯糸を準備しているところです。

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@tapionokuni