夫の好意はありがたいけれど、物が増えてもねえ…
とはいっても、もらってきてしまったものは仕方がない。返すわけにもいきません。
まあ、古い道具を見るのは好きなので、いろいろ観察して楽しませてもらうことにしました。
そんな中で目についたのが、幅出し器です。
今までも、幾つかのタイプの幅出し器を目にしたことがありますが(関連記事:幅出し器)、このタイプの幅出し器には今まで出会ったことがありませんでした。
遠目で見れば他の幅出し器とかわりがないように見えます。
でも、近くから見ると、
柄がねじ状になっています。柄をぐりぐりまわして幅の調整をするのですね。なるほど…
さらに、もう一つの幅出し器。これがなんとも微笑ましい。
上から見ると、
そして、その反対側から。
さらにちょっと接近。
いかにも手作り。それも、あまり木工作業をしたことがない素人が作ったんでしょうねえ。
それほど年季が入っているようには見えません。作ったのはいいけれど、あんまり使わなかったのかな?
今の時代、なければ購入することをすぐ考えてしまいます。でも一昔前は、なければ自分で作ろうと考えるのが自然だったのかもしれませんね。
残念ながら、この幅出し器も今後使うことはなさそうです。自分で道具を作ることも可能だという、その精神をいただいた上で、この幅出し器自体は処分となりました。
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