手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

ゆび織りの紐を作る

紐を作ってみました。


房を入れた長さは約80㎝、重さは約8g。段染めの糸を使っています。

このタイプのバンドを、フィンランド語では ristikkonauha(意訳すると”交差織りバンド”)といいます。

構造的には普通の平織なんですが、糸が縦横ではなく、斜めにわたっています。だから、カードや綜絖を使って織ったバンドよりも伸縮性もあります。それで昔は、靴下用の紐などによく使われていたという話。


くうっけりの織ったの ↑ は、ちょっと畝織り的な平織になっていて、構造が分かりにくいですね。

でも、これならどうでしょう?くうっけりが作ったものとは素材や色や使った糸の本数は違いますが、基本的な構造は同じです。

 nauha; ristikkonauha
(バンド:交差織りバンド)
画像元: nauha; ristikkonauha | Kansallismuseo | Finna.fi
(国立博物館)
ライセンス: CC BY 4.0 

糸を張って織る方法もあるらしいのですが、くうっけりはシコシコと指で糸を組ながら織っていきました。おそらく基本のゆび織りストールの織り方 ↓ と同じ。

初めての手織りでは、まず、おうちにあるものを使ってゆび織りから始めてみましょう。道具はこちらで紹介しているもの以外でも代用できるものがあればそれで大丈夫です。あとは糸を用意して、始めてみましょう!


ところで、今回紐を作った理由はこれなんです。


我が家の四つ足息子オモは、角膜炎で通院中。脚で目をこすったりしないように、このところずっと、エリザベスカラーのお世話になっています。このカラー、紐で首のところに固定するタイプ。病院でつけてくれた紐(というか包帯)じゃ寂しいので、こんな紐を作ったのでした。

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2 件のコメント:

karamatsu さんのコメント...

ひも、きれいです。
いま、ALLABOUTを見てきました。
明日、やってみます(⌒∇⌒)
結果は記事ネタにします。

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

この方法、特別な道具もいらないので、ちょっとした紐が必要な時に便利なんですよ。
長い紐を作るのにはむいていませんけどね。

落葉松さんの紐はどんなのかな?
楽しみにしてます♥

@tapionokuni