手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【織り】クビカス織りのベッドカバー

織り幅150㎝の機いっぱいいっぱいに経糸をかけて織っていた布( Instagram/tapionokuni )が、ベッドカバーとなりました。

手織りのベッドカバー

フィンランド語名 kuvikas(クビカス)という組織で織りました。昼夜織りのように、表と裏では色が逆。

手織りベッドカバーの表と裏

仕上げ後の大きさが 141㎝ × 203cm。重さは 1585g あります。

使用した糸です。

手織り用コットン糸
*写真の色合いがばらばらですが、一番色が近いのはおそらく一番最初の写真です。

どちらもコットン糸です。一方はマーセル加工された糸。もう一方はベルベットっぽく作られた糸。共に何年も棚に眠っていたものです。

そもそもベッドカバーは、これらの糸を消費するつもりで作りました。手織りのベッドカバーならオーバーショットなんていいんじゃないかな…と思ったのですが、これらの糸だとどうだろ??? …ってことで、結局組織は無難?なクビカスに。

模様も無難というか創造性がないというか…単なる格子のバリエーション。

綜絖数の制限はあるものの、他にもいろんな組織が可能なはずなのに、いつも無難なのを選んでしまう…

そして今回は、さらに大きな、それも基本的な失敗!! 経糸の長さが十分でなかった!!! つまり織りあがった布の長さも十分じゃない(端の縫い代分を除いた長さが機上で 216㎝)!! 経糸の長さを決めるにあたって縮み分の計算が甘かった!!!!

うちのベッドの長さは200㎝。フットボードが付いているタイプなので、ベッドカバーはベッドの長さだけあればOKです。ですから、203㎝ に仕上がったベッドカバーはジャストサイズ、といいたいところなのですが…

実は、織りあげた布は水通ししてません。スチームアイロンをかけただけ。水通ししたらもっと縮むのは目に見えています。

長さだけじゃなくて幅も心配なんですよ。ベッドは 105㎝幅、ベッドカバーの今の幅が141㎝。今の状態でももっと幅が欲しいところ。それなのにこれより縮んだら…

というわけで、とりあえずはこのまま使います。でも、いずれは洗濯しないといけません。で、おそらく最初の洗濯の後、ベッドカバーはつんつるてんになるに違いない…

まあ、仕方ないですね。覚悟しています。そうなったときには、市販の布でまわりをぐるっと縁取りしようと考えています。

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2 件のコメント:

karamatsu さんのコメント...

ひえーー、150cmの織り幅いっぱいでベッドカバー(◎_◎;)

シャトル飛ばし、大変そうだねー。

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...

はい、その通り!
ベンチの上のお尻を左右に滑らせながら、シャトルを投げ入れたり受け取ったりしてました。^^

@tapionokuni