手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【草木染め】タマネギの皮で染める

まずは、完成品(?)。染め上げて玉に巻いた糸。


もとの糸はこの中↓のひと玉です。スーパーのセール品だったと、夫がしばらく前食料買い出しついでに買ってきてくれたもの。150g が3玉で10€(付加価値税24%込み)だったそう。


このところ靴下を編むのに使っている糸と太さは同じ。でも、素材の割合がいつもの(ウール75%・ポリアミド25%)とはちょっと違います。この糸はウール70%・ポリアミド30%。

玉の糸を染色のために綛に巻き直し、糸の重量の10%のミョウバンで先媒染。

糸の重量の3分の2(約67%)のタマネギの皮を煮出して、染色液として使いました。あ、でもこのタマネギの皮の量は、たまたまです。タマネギの皮を集めるためにキッチンに置いてある袋がいっぱいになったので、それをそのまま全部使ったのでした。もっと少なくてよかったかも。

何はともあれ、タマネギの皮は偉大!染めていない糸と並べてみると、どれだけ色がついているかがよくわかりますよね。


染色をするときには綛の他にも糸の切れ端を何本か入れておりまして…


こうしてまとめて最後に自己満足😅


写真だと違いがほとんど見えませんねえ。ただよくわかるのは、コットン(写真では一番下)とウールとでは、染まり方が全然違うということ。これが動物性繊維と植物性繊維の違いなのでしょうね。

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@tapionokuni