手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

亜麻の紐

亜麻の紐です。


この紐はなぜか、フィンランド語で haukisiima と呼ばれています。「ノーザンパイク(の)釣糸」というような意味。

パイクって大きな魚なので、昔はこんな紐を使って釣ったってことなんでしょうかね??? でも、釣糸のイメージにはあまりにも程遠い気が…

名前はともかく、この紐は、フィンランドで手織りをする人たちにはとても身近なものです。

今はシステムコードを使うことが多くなっていますが、


システムコードを使わない場合、あるいはシステムコードがそぐわない個所では、この紐を使います。

太くて、見るからに強度がありそうだし


麻ですから伸びにくいっていうところが買われて、機で使われているのでしょう。

ところで、市販されている亜麻の紐には2種類の太さがあります。写真で、玉になっているのが6番、そして、写真に写っているそれよりも太いのが4番。何が基準でこのような糸番(紐番???)なのかは謎…

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@tapionokuni