手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

染色した糸で爪先から靴下を編む

イラクサで染色した糸( 【草木染め】ルバーブの媒染効果をイラクサ染めで試す - 手仕事@タピオの国)と、チャハリタケで染色した糸( 【キノコ染め】チャハリタケで染める - 手仕事@タピオの国)です。

左:イラクサで染色した糸
右:チャハリタケで染色した糸

それぞれ約50g。一方だけでは一足の靴下にも足りません。そこで、この2玉を使って靴下を編むことにしました。

そして…

完成した靴下です。


履き口側から編むことのほうが多いのですが、今回は爪先から編みました。爪先は Judy's magic cast on、かかとは Wrap and turn。どちらもインターネット上で詳しく紹介されています。

以前も一度、これらの方法で編んだことがあるのですが(関連記事:完成した靴下)、やり方なんてすっかり忘れてるし… 今回も、インターネット上の動画にとてもお世話になりました。

4号の5本針で編んだのですが、爪先でまずちょっと手こずりました。編みにくい…。前に編んだときには輪針だったからすんなりいったんですね、きっと。

かかとは、何回 Wrap and turn をするか迷って、結局写真の状態に落ち着きました。こうして写真で見て、そして実際にはいてみて、ちょっとかかとが浅かったかな、という気がします。ターンするときの糸の引き加減もよく分かってなくて、編み目のほうもなかなかひどい…

履き口のゴム編みの表目は、ねじり目にしてみました。畝がくっきりはっきり見えるようになるもんなんですねえ。

この糸をチャハリタケで染色した時に、半分だけ鉄媒染しました。そんな糸だったので、ちょっと縞々になっています。ほぼ1段ごとの縞になりました。

染色した綛の一周の長さは約1.7m。市販の糸で編んだ時のような縞らしい縞を出したかったら、すご~く長い綛にしないといけないということですね。

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@tapionokuni