手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【キノコ染め】ハリタケ属のキノコで染める ~酸性編~

前回染めた後の染色液の再利用です。

今回は、その液に食酢を加えて酸性にしてみました。そして、染色。

染色には、前回と同じく、白とグレーの糸を使いました。

染色に使用した糸

染色の過程自体は、いつもと同じ。

くうっけりの場合はすなわち…

糸を入れた後、染色液を徐々に温めます。水温が80~90℃に達したら、そのままの状態で1時間加熱。このとき、沸騰しないように気を付けます。一時間たったら火からおろして自然に冷めるまで待ち、冷めてから糸を取り出して、しっかりすすぎます。

さて、染色後の糸です。向かって左側が白い糸を染めたもの、右側がグレーの糸です。

染色後

染色に使った糸、前回染色した糸、そして今回染めた糸をまとめて並べてみます。

左上から:染色前白糸・染色前グレー糸
1回目の染色(白糸・グレー糸)
2回目の染色(白糸・グレー糸)

2回目の染色で、これだけ濃い色が出たのが驚きでした。

この調子なら、残った液でまだ十分に染まるかも。

…ということで、次回に続きます。

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@tapionokuni