手織り・染色・手紡ぎ等々、手仕事の記録です。フィンランドでのものづくりについても紹介しています。フィンランド発信。

【草木染め】落ち葉で染める

インターネット上でたまたま知りました。桜の落ち葉でも染色できるのだということを。

うちには普通の桜の木はありませんが、サクランボの木ならあります。そしてたくさんの落ち葉も。サクランボの木の落ち葉も桜の木の落ち葉も、同じようなもんだと信じて、うちの落ち葉で染色してみることにしました。

集めた葉っぱです。
 

紅葉というよりは黄葉が大部分という中から、なるべく赤みを帯びた葉を選びました。

染め方はインターネットで検索したのですが…
十人十色と言いましょうか、どの方法がいいのかというのがよくわからない。

見つけた情報を参考にはしたけれど、結局は気ままに、3回の染色をしました。


染色①


食酢を入れて酸性にした水に葉を2日ほど浸しておきました。(単に、染色の時間がその間取れなかったから)

それだけでも水が色づきました。でも念のため、染色液を取る前に、コンロにかけて10分ぐらい煮出しました。

液を濾しとって、ミョウバンで先媒染をした糸を染めました。


染色②


①の染色の後、その液に炭酸ソーダを入れて液を弱アルカリ性にし、落ち葉を液に戻して1時間ぐらい煮出し、その液でミョウバン先媒染の糸を染めました(染色時の液は中性)。


染色③


②の液の2番染め。硫酸鉄で後媒染をしました。

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染色後の糸です。左側から染色①、染色②、染色③と並んでいます。一番右側の糸は、染色③ですが、グレーの糸を使っています(一緒に写っているのはもとの色の綛)。


染色した糸はすべて、ウール75%・ポリアミド25%の混紡糸です。グレーの糸以外は、ナチュラルホワイトの糸を使用しています。

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@tapionokuni