お国によってとか、習ったところによってとか、機によってとか、もちろん人によっても、作業の手順とか、作業に使う道具とかって、違うんだろうと思います。
そんな手順とか、機とか道具とか、とても興味があります。何しろ、フィンランドでしか機織をしたことがないので、日本も含めて、よそのお国のことはぜんぜん知りませんし。
機のこととか作業の様子とか道具のこととか、ブログなどでもっと拝見させていただけたらうれしいなあ、などとちょっと下心をいだきつつ、こちらでの作業手順とか道具とかを、少しずつアップしています。
経糸を巻き終わったところで、整経のときにとってあった綾のところに綾棒を入れました。その後、補助の棒も一本使って、綜絖枠の後ろ側にあたる場所に、こうしてぶら下げます。
端が輪になっているので、経糸を整えながらはさみで輪を切り、糸が乱れたりしないように、結んでおきます。
そして、綜絖を設置。綜絖に変な色がついておりますが、これは単にその昔、私物を公共物と区別するために付けた印…
日本語では綜絖枠っていうんでしょうか?この機では枠にはなっていなくて、1枚の綜絖枠にあたるのは、2本の棒です。フィンランド語でも「綜絖棒」(niisivarsi)っていってます。
まずはスタンダードの綜絖のものを4枚設置。これらの綜絖枠は、上の天秤からコードでぶら下げてあります。
そして、さらに4枚。
こちらは、普通よりも穴が大きい(長い)綜絖です。今回は、これを使ったタイアップを試してみたいので。
これら、穴の長い綜絖が入った綜絖枠(棒?)のほうは、天秤ではなくろくろにつってあります。
綜絖通しについては、また次回…
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