たたんであった木枠どうしを十字に組んで、綾を取るための部品を取り付けます。そして整経。
写真にある整経では、木枠から次の木枠に糸を渡すときに、糸を交差させています。こうすると、隣り合う糸どうしがくっつかないので、ワープビームに経糸を巻く作業の時、糸がさばけやすいという利点があるのだとか。
でも、これだけふりの幅が大きくなると、経糸の長さの誤差が大きくなってしまいますね。もう少し狭い幅におさまると思っていたのですが。
ということで、これって多分、よろしくない整経の例…
でも、これだけふりの幅が大きくなると、経糸の長さの誤差が大きくなってしまいますね。もう少し狭い幅におさまると思っていたのですが。
ということで、これって多分、よろしくない整経の例…
インターネットで画像検索などもしてみましたが、回転式整経台を使っている場合でも、たいがい糸を平行にわたらせており、糸を交差させるこの方法での整経は、ほとんど見つかりませんでした。そして、見つかった数少ない図や写真は、すべてフィンランドで書かれたページのようでした。
フィンランドでも、昔からの方法では糸を平行に渡します。交差させるこの方法は、後になってから考え出されたようです。ただ、交差させる方法については、いつも言及されるわけではないようです。言及している場合にも、ふりの幅が大きくなると、経糸の長さの誤差が大きくなるので気をつけるように…という注意が付け加えられています。
フィンランドでもやっぱり、交差させずに平行に糸を渡す方法のほうが、主流なのかもしれません。
整経の過程の写真は撮りませんでした。その代わりといっては何ですが、フィンランド教育局が作ったページをリンクしておきます(ここからとびます)。そのページ、どうやら特別支援専門学校の教員のための教材等を集めてあるページの一部らしく、絵もなかなかわかりやすいと思うのですが、いかがでしょう?それぞれの絵の上でクリックすると、拡大した絵を見ることができます。
写真のの整経台は一周が約3mです。今回の経糸は、約8mです。整経台3周にも満たない…ということで、台の上半分だけ使って整経しました。かがまずにすむというのは楽ですね。
フィンランドでも、昔からの方法では糸を平行に渡します。交差させるこの方法は、後になってから考え出されたようです。ただ、交差させる方法については、いつも言及されるわけではないようです。言及している場合にも、ふりの幅が大きくなると、経糸の長さの誤差が大きくなるので気をつけるように…という注意が付け加えられています。
フィンランドでもやっぱり、交差させずに平行に糸を渡す方法のほうが、主流なのかもしれません。
整経の過程の写真は撮りませんでした。その代わりといっては何ですが、フィンランド教育局が作ったページをリンクしておきます(ここからとびます)。そのページ、どうやら特別支援専門学校の教員のための教材等を集めてあるページの一部らしく、絵もなかなかわかりやすいと思うのですが、いかがでしょう?それぞれの絵の上でクリックすると、拡大した絵を見ることができます。
写真のの整経台は一周が約3mです。今回の経糸は、約8mです。整経台3周にも満たない…ということで、台の上半分だけ使って整経しました。かがまずにすむというのは楽ですね。
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